Ayurveda is...

アーユルヴェーダの知識

アーユルヴェーダとは、5000年以上もの古来よりインドに伝わる医療です。

西洋医学と違うのは、表面に顕れる問題点に対処するのではなく、問題の根底にある原因を追究し、心と身体を総合的にバランスのとれた状態にすることで症状を取り除く点です。


アーユルヴェーダでは、私たち人間は自然と離れたものではなく、自然の一部として捉えられています。

病気の発見と治療に関しては西洋医学における研究と実際によって私たちはとても大きな恩恵を受けていますが、実は日々の生活(食べるものや習慣)の中で自然(自分にとって自然な状態)と調和することによる恩恵もたくさんあります。

大切なのは、日常生活において「生き方」や「考え方」の中に”適切な選択”を重ねて、自分自身のバランスを整えることです。

現代の生活スタイルでは、自然と調和して生きるということがとても難しいです。

自然と調和するためには、私たちは自覚的でなくてはいけません。何が自分にとって自然なのか、どうすれば生まれ持った調和の状態に近づけるのかを知る必要があります。

その方法を教えてくれるのがアーユルヴェーダです。


『アーユルヴェーダは古代に生まれた知識ですが、一方で「今まで進化をし続けてきた医学」でもあります。このことはどんな科学にも欠かせない特徴のひとつです。アーユルヴェーダの知識は。古くから溜まった水のようなものではなく、むしろ流れる川に例えられるような知識です。それぞれの時代の新しい情報が、元の知識を一層豊かにしていく、というものなのです。』(「古典から学ぶアーユルヴェーダ 幸福な人生のために」 クリシュナ・U・K著 より引用)