サンスクリット語のパワー

サンスクリット語は梵語と表記されます。 

インド・ヨーロッパ語族に属する言語でインドを含む南アジアから東南アジアで用いられた古代語で、 文学、哲学、学術、宗教の分野で用いられ、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教などの経典や礼拝に用いられました。

古代インドに伝わる聖典ヴェーダをはじめとするサンスクリット語を用いて伝わる知識は、基本的に口伝なので決まった表記法がありません。そのため、サンスクリット語はデヴァナーガリーと呼ばれるインドの表音文字で表されています。

 ヴェーダは聖者(リシ)や預言者が神の啓示によって感得し口述で伝承されてきた知識で、耳で聴き覚え伝えられた天啓聖典(シュルティ)と言われています。また、 マントラ(真言)は元々サンスクリット語で書かれたもので、聖なる言葉であると言われています。


 マントラをサンスクリットで唱えることでパワフルなバイブレーションを受け取ることができると言われていて、 マントラを唱えることでバガヴァン(神、クシュリナ)に近づくことも可能だと言われています。


私個人の経験としては、サイババのガーヤトリマントラをYouTubeでよく聴きます。 目を閉じて何十分も聴いていて飽きません。気がつくとイライラした気持ちや不安が消えてしまいます。 


 日本の五十音図(あいうえお…)はサンスクリット語のアルファベットに由来するといわれているそうです。

また、現在日本で使われる、仏教に由来する言葉の多くはサンスクリット語に由来するものだそうです。
例:達磨(ダルマ)、護摩(ホーマ)、三昧(サマーディ)、仏陀(ブッダ)、卒塔婆(ストゥーバ)