真の健康とはどういう状態か?


アーユルヴェーダでは、人が真に健康であるとき、以下の6つの印が現れるといわれています。

日々の健康のチェック項目として覚えておきたいですね!


① 透き通ったハリのある肌

 食べたものを消化する力がないと、毒素が体に溜まったり、身体に吸収される栄養素も十分ではなくなってしまいます。

 そうなると、「肌は内臓の鏡」といわれるように、肌のくすみやトラブルとなって表れてきます。


 ② 澄み切った輝きのある目 

「目は心の鏡」といわれるように、心や精神の状態は瞳に顕著に現れます。

 疲れていたり、悩みや不安のある時には目の輝きが失われ、ぼんやりとしてきます。

 クマや目のくぼみ、黄疸などの内臓系の病気の兆候が目の周りには表れやすいので要注意です。


 ③ 尿、便、汗、涙が定期的に出る 

ストレスや不規則な生活でドーシャのバランスが崩れたり、アグニが弱くなったりすると老廃物の排出もうまくいかなくなってしまいます。  


④ 1日を通してエネルギーが安定して浮き沈みがない 

自然のリズムに合わせて規則正しく生活することで1日を通してエネルギーが安定した状態になります。

 何事も、過剰/過少にならないようにしましょう。  


⑤ 穏やかでバランスが取れている状態 

自然と調和しながら体だけでなく魂にとっても良いことをしましょう!

 サットヴァの状態を保つようにして、ラジャスやタマスに傾かないようにします。


 ⑥ 深く安らかな睡眠により、元気を回復して目覚める 

目覚める時間、眠りにつく時間を自然のリズムに合わせましょう。

質の良い眠りのためには、適度な運動と消化の良い食事を心がけます。